★11月25日(日)、浦和レッズマガジン恒例のトークイベント『水内猛さん&都築龍太さんトークライブ』が開催された。
★この日の会場となったのは、浦和パルコ。同地の開業5周年と浦和レッズ20周年をリンクさせた企画『浦和レッズ20年回顧展』も行われるなど、レッズ一色に染まったパルコの中でも、目玉イベントとして開催された。軽快な話しぶりで場を沸かせる水内猛氏と、本誌連載『一刀両断!』でもお馴染みの都築龍太氏の2人が、サポーターを沸かせるトークを繰り広げた。
★トークライブが行われた日は、1−3で敗戦した第33節・鳥栖戦の翌日ということもあり、水内氏も「観客の皆さんも、少し元気がないですね……」と苦笑い。「鳥栖のような前からくるサッカーには苦手なのかな?」と水内氏が話を振ると、都築氏は「キレイなサッカーをやろうとすると、それに対抗するようなチームに苦しめられるのはよくあることですからね。失点については中の守備が甘かったかな」と分析した。
★鳥栖戦に続いては、レッズのシーズン総括の話題に。水内氏が「昨シーズンのJ1に残ったチームの中で一番下だったチームが、優勝争いができたことは、選手の中でも満足している部分はあるだろうなと思います」と切り出すと都築氏は、「確かにそれはあると思います。ただ、新しく入ってきた選手を含めて、順位が上がったことで『優勝』を意識したことが、終盤に勝てなくなった原因だったかもしれません」とお互いの“らしさ”が出た意見を披露する場面もあった。
★白熱したトーク、そしてファンとのプレゼント抽選会と盛り上がった本イベント。ファッショナブルな浦和パルコが会場ということもあって女性の観客も多く、立ち見の観客も出るほど盛況を見せていた。●
写真=新井賢一